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水だけは危険!?

皆様こんにちは!まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
突然ですが、水分補給をする際、水だけを大量に飲んでいる方はいらっしゃいませんか?

実は、水だけを飲むのは身体に水分を補給するときに、逆効果になる場合があります。

水だけを飲み続けると、体液の濃度を一定に保とうとする身体の働きによって、過剰な水を尿として身体の外へ出してしまいます。そのため、身体の水分の量が十分に回復できない現象(自発的脱水)が起こるのです。同時に、体液の濃度をこれ以上薄まらないようにするために、脱水から回復していないのに、のどの渇きがおさまり、水分不足を自覚できなくなる危険もあります。

また、水分補給として一度に大量の水を摂取すると、かえって体内の電解質バランスを崩して体調不良を引き起こしてしまいます。飲む量は、かいた汗の量を目安にし、汗で失われる塩分(ナトリウム)もきちんと補給しましょう。
熱中症予防の水分補給として、日本スポーツ協会では、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg/100ml )と糖質を含んだ飲料を推奨しています。特に1時間以上運動をする時は4~8%の糖質を含んだものを摂取しましょう。冷えたイオン飲料や経口補水液の利用が手軽ですが、自分で調製するには1リットルの水、ティースプーン半分の食塩(2g)と角砂糖を好みに応じて数個溶かしてつくることもできます。
上手に水分補給をして、暑い夏を乗り切りましょう!