更新日：2025年11月23日

皆様こんにちは！
季節の変わり目や忙しい毎日の中で「免疫力を上げたい」「風邪を引きにくい身体をつくりたい」と思う方は多いのではないでしょうか。
そのために重要な生活習慣はいくつかありますが、実は“水分補給”は免疫機能と非常に深く関わっています。
この記事では、免疫力と水分量の関係、1日の適切な水分摂取量、効果的な飲み方をわかりやすく解説します。

〇なぜ水分補給が免疫力に関係するのか
1.粘膜の潤いが免疫防御の第一線
私たちの身体には、ウイルスや細菌が入ってこないようにする「粘膜バリア」があります。
鼻や喉などの粘膜は十分に水分があることで正常に働き、異物をキャッチして排除してくれます。
しかし水分不足になると粘膜が乾燥し、ウイルスが侵入しやすくなってしまいます。

2.体内の老廃物を排出し、代謝をサポート
水分は血液の流れをスムーズにし、免疫細胞が体内を巡るのを助ける役割があります。
また、体内の不要物質を排出することで体調を整え、免疫力維持につながります。

3.体温調節で免疫システムを守る
水分は体温を一定に保つために欠かせません。
体温が下がると免疫機能も低下しやすいため、適切な水分で体温を保つことは免疫強化の一環となります。

〇1日に必要な水分量の目安
一般的な目安として、成人は1日 “1.5〜2L” の水分補給が推奨されています。
内訳のイメージは以下の通りです。
食事から摂れる水分：800〜1000ml
飲み物から摂りたい水分：800〜1200ml
身体活動が多い人、汗をかきやすい季節、入浴や運動をする日はさらに多くの水分が必要になります。

〇効果的な水分の摂り方
1.一度に大量ではなく「こまめに」
一気に飲むと吸収しきれず排出されるため、
コップ1杯（150〜200ml）を数回に分けるのがおすすめです。

2.常温または温かい飲み物で
冷たい飲み物を大量に摂ると胃腸に負担がかかり、体温を下げる可能性があります。
免疫力を考えるなら常温〜ぬるめが最適。

3.朝起きたらすぐに一杯
寝ている間に失った水分を補い、体内を目覚めさせます。
朝の水分補給は代謝アップにも効果的。

4.カフェインや糖分の多い飲料は控えめに
カフェインには利尿作用があるため、水分補給には適しません。
また、砂糖が多い飲料は腸内環境を乱す可能性もあるため、基本は水かお茶が安心です。

☆こんな人は特に水分補給を意識しよう
・エアコンの使用が多く乾燥しやすい環境の人
・デスクワーク中心であまり喉が渇かない人
・便秘や肌の乾燥が気になる人
・運動量が多い人
・高齢者（喉の渇きを感じにくい）
上記に該当される方はは気づかぬうちに脱水気味になり、免疫力も低下しやすくなります。

免疫力アップというと、食事や睡眠に意識が向きがちですが、水分補給はもっとも手軽で効果的な方法のひとつです。
粘膜を守り、代謝や免疫細胞の働きをサポートし、体温を維持を実現するため、
1日1.5〜2Lの水分をこまめに摂ることを習慣にしてみましょう！
身体が軽く感じたり、風邪を引きにくくなるのを実感できるかもしれません！

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