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筋肉と腱の違い

更新日:2025年4月11日

私たちが普段何気なく動いている身体。その動きを支えているのが「筋肉」と「腱(けん)」です。運動中や日常生活でのケガを防ぐためにも、この2つの役割や違いをしっかり知っておくことはとても大切。今回は、そんな筋肉と腱の関係について、わかりやすく解説していきます!

筋肉とは?動きのエンジン
筋肉は、身体を動かすための「エンジン」のような存在です。収縮(ちぢむ)することで、骨を引っぱり、関節を動かします。

種類:

骨格筋(こっかくきん):自分の意志で動かせる筋肉(腕や脚の筋肉など)

心筋(しんきん):心臓の筋肉(自分の意志では動かせない)

平滑筋(へいかつきん):内臓などを動かす筋肉(自律神経で動く)

私たちがトレーニングやストレッチで鍛えたり伸ばしたりしているのは、主に「骨格筋」です。

腱とは?筋肉と骨をつなぐ橋渡し
腱(けん)は、筋肉と骨をつなぐ「橋」のような存在です。筋肉が収縮した力を、腱を通じて骨に伝えることで、体を動かせるようになっています。

特徴:

筋肉よりも硬く、ゴムのように弾力があります。

動きの中で大きな力が加わる場所に多くあります。

代表的なのは「アキレス腱」。

腱自体には筋肉のように動く能力はありませんが、その強靭さがあるからこそ、私たちはジャンプしたり、走ったりといった大きな動作が可能になります。

よくあるケガ:「すじが伸びた」ってどういうこと?
「すじが伸びた」と言われる状態は、実は医学的には**「腱や筋膜が軽く損傷している」**場合が多いです。

筋肉が無理に引っ張られて微細な損傷を起こすと、「肉離れ」や「筋挫傷」と呼ばれます。

腱が過度に伸ばされると、腱炎や腱の部分断裂になることも。

これらのケガは、準備運動不足や柔軟性の低下、急激な動きなどが原因で起こりやすくなります。

ケガを防ぐためにできること
しっかりとしたウォーミングアップ

筋肉や腱の柔軟性を高めるために、運動前には軽いストレッチや動的な運動が効果的。

バランスのとれた筋力トレーニング

特定の筋肉に負担がかからないよう、全身をまんべんなく鍛えることが大切。

定期的なストレッチ

特に運動後は、筋肉や腱の疲労を和らげ、柔軟性を維持するためにもストレッチを取り入れましょう。

まとめ
筋肉と腱は、それぞれ役割は違うけれど、お互いに協力して私たちの体をスムーズに動かしてくれています。正しい知識を持って、日々のケアやトレーニングを意識することで、ケガの予防にもつながります。

ぜひ、今日からちょっとだけ「すじ」のことを意識してみてくださいね!

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